「私が誰だかご存じですか?」
記憶も、靴も片方なくし、街をさまよっていたレベッカは、私立探偵アンガスの事務所にたどりついた。
コートのポケットに残されていた彼の名刺だけを頼って来たのだが、アンガスは知らないという。
心細さに震えるレベッカを、アンガスは幼い娘と暮らす家に温かく迎えいれてくれた。
やがて互いにふたりは熱く惹かれあっていくが、ふたりがためらいながらも初めて結ばれたその朝、レベッカの婚約者と名乗る男から連絡があって…!?
【シンデレラに靴を 下巻】
【ページ数 229ページ】
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